まんまるなポポのブログBlog

ペットロス

家族の死。自分のせいだと思わないで。【浜松】

2021年5月6日(木)

こんにちは。
動物のエンゼルケアを行なっております『まんまるなポポ』の横山です。

さて、
本日のご依頼主様とのお話しがとても共感できる内容でしたので、その話を皆さまにも共有していこうと思っております。

大切な家族を亡くされたご家族様というのは、亡くなってしまった理由が全て”自分のせい”だと思ってしまう節があるんだなぁ〜。と感じます。

重度のペットロスで苦しんでいる方は、家族に対する『後悔』や『罪悪感』という想いを強く抱いている傾向にあります。

そこで、なぜ愛犬や愛猫の死を自分のせいにしてしまうのか考えてみました。

今日のご依頼主様は責任感が強く、次のような気持ちで過ごされておりました。

▪️自分がペットの為に餌を買ってきて、与えているから生きていけている。私がいなくなったらこの子は死んでしまう。

▪️寂しい思いをさせたくないから、旅行にだって行けなくたって良い。(自己犠牲)

▪️この子の気持ちが分かるのは私だけ。だって私が育ててきたんだもの。

このように
『飼い主様は、ペット(動物)が生きられているのは自分(人間)が存在しているからだ』と強く考えていたのではないかと感じました。

ある意味、すごく責任感と愛を持って、家族と向き合ってきたんだなぁと感じました。

実際、たしかにその通りで、動物は”飼い主様”が居なくては生きていけません。
だからこそ、一緒に生活をしている家族のことはしっかりと守ってあげなければなりません。

しかし、人間と同じで、どんなに健康を気遣っていたとしても病気になってしまったり、自分が気を付けていても第三者の不注意から事故に巻き込まれることもあります。

特に動物は本能的に痛みを我慢するので、飼い主様がどれだけ毎日接していても、変化に気づかないことだってあると思います。

だから、家族にもしもの事があっても、全ての責任を背負い、心を痛め続ける人生を送るのはとても辛い事だと思いました。

自分のせいにして、心を痛め続けることで、亡くなった家族に『ごめんね』を言い続ける人生よりも、いつかまた天国で会ったときに笑顔になれるように、心に残っている幸せな場面をたくさん想像してほしいです。

亡くなられた子は”あなた”に出会えて、可愛がってもらえて、たくさん触れてもらえて、安全な場所で飼い主様の声を聞けて、そして愛をもらえて幸せだった事でしょう。

野良犬、野良猫は人間からの愛を知らないまま1匹で亡くなっていきます。

“あなた”に出会えて、一緒に過ごせただけで、動物は幸せを感じていたと思います。

だから…今後は言葉を変えて
『あなたを幸せに出来たのは自分のおかげ』と思えるような時間を過ごしていってほしいです。

本日ご用命くださったご家族様からの気づきを自分の財産として、今後もエンゼルケアをご依頼頂いた飼い主様の心に寄り添っていきます。横山より

ご用命はこちらから↓

https://manmaruna-popo.jp/