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静岡県富士市の多頭飼育崩壊とコロナ禍によるペット業界の懸念

2021年5月13日(木)

静岡県富士市で多頭飼育崩壊とのニュース。https://news.yahoo.co.jp/articles/66315fb7368d8be6af64bdd4f81d199d905c3a13

目次【本記事の内容】

1.多頭飼育崩壊とは

多頭飼育崩壊とは、動物が繁殖しすぎて世話をしきれなくなる事です。

これは社会問題になっているようです。

今回の富士市での多頭飼育崩壊により、発見された動物たちは、適切な飼育がなされていなかったようですね。

というのも、後ろ脚を引きずって歩くワンちゃんの姿があったことや、皮膚病の症状がみられたとの報道からその様子が伺えます。

1-1.崩壊の原因

多頭飼育崩壊の原因は様々です。

動物への避妊手術をしなかった事で繁殖が過剰に起きたり、飼い主の病気や高齢化、または思わぬ事故や災害などでペットが放置された末に起きる場合もあります。

繁殖業者(ブリーダー)の経営が行き詰まり、飼育が崩壊するケースもあります。

2.今後の懸念

コロナ禍によるステイホームの影響か、安易にペットを飼う人が増えたと聞きます。

ペットを飼ってみたものの、お世話ができず、保健所に連れて行くという方がすでに増加しているとのこと。

今後、ますます増えていく事が予想されます。

家族として迎える為には、動物を適切に飼育する知識と、子供が1人が増えるという意識でいないと、多頭飼育崩壊のように何の罪もない動物たちを傷つけてしまうことになりかねません。

3.私の思い

今回の富士市、多頭飼育崩壊のニュースをきっかけに、静岡県に住んでいる飼い主の皆さまが改めて動物愛護に関心を持っていただけたら良いと思いました。

適切な飼育とは、あたりまえの事をしてあげられる環境作りだと思います。

子供に熱が出たら、お薬を飲ませてあげる。

怪我をしたら病院につれて行ってあげる。

何か変化を感じたら、心配をしてあげる。

このように、一緒に暮らしている家族のことを1番に考え、行動してほしかったと感じました。

「犬の世話をすることかいきがいだった。」

私は、この言葉に嘘はないと思います。

きっと責任感の強さから、他の人に助けを求める事が出来なかったんだろうなと感じます。

私は、今回の件で、女性が全て悪いとは思いません。

近隣の方の援助や、保健所の職員さまのアプローチ方法も今後の改善点として捉えていければ良いのではないでしょうか。

優しい世界を目指して、みんなで支え合っていける環境を作っていきましょう。


私はペットを飼う為の「免許制度」を設けるという考えに賛成です。

免許制度には、オーストリアでの事例もあり、様々な問題点がありますが、命を預かる為には、ハードルを1段あげることで、将来的に本当の意味で殺処分0に繋がり、動物と人間が幸せに共生していけるのではないかと思っています。

 

【終生飼育を全うしたご家族様のお力になりたい。】

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