まんまるなポポのブログBlog
「棺に入らない」を改善。ペットが死んだ際のエンゼルケアと死後硬直について【浜松】
まずは最初に謝ります。
本記事のタイトルについて、不快に思われた方、大変申し訳ございません。
「死んだ」という表現を使わせて頂いた理由を先にご説明致します。
私自身も見たくない、聞きたくない言葉です。
この言葉を使う事は
『ブログを見てくださっている方全員に対して、優しい言葉ではない。』と重々承知しております。
このタイトルにした理由は次の理由からです。(以下)
「動物のエンゼルケア まんまるなポポ」をご用命頂いたご家族様にアンケートをとったところ、「動物のエンゼルケア まんまるなポポ」に辿り着く際の検索キーワードに「死んだ」という単語を使い、Googleで検索したところ、まんまるなポポか検索に引っかかり、ホームページに辿りつけた方が多くいらっしゃったからです。
つまり、検索されている単語、言葉をタイトルに使うことによって、検索される確率があがる。
したがって、ホームページをみてエンゼルケアの事が広く認知されれば、より多くのご依頼主様方のお力になれると思い、検索数の多い「死んだ」というキーワードを記載させて頂いた次第です。
ご理解いただけたら幸いに存じます。
このように、このブログは私自身の想いを包み隠さず伝えていきます。
とにかく、エンゼルケアの事を知ってほしい。
私共がお力になれることであれば、ご要望を可能にする努力は惜しまずなんでもやります。
ご依頼主様の事を第一に考え、動物のエンゼルケアを通じてご家族様の心のケアをしていきます。
- 【目次】(本記事の内容)
- 1.これだけはやってほしい死んだペットの死後処置
- 1-1.脚を自然な形に曲げてあげる
- 1-2.目を閉じさせてあげる
- 2.エンゼルケアをする目的
- 2-1.死後硬直が始まる前に
- 3.まとめ
1.これだけはやってほしい死んだペットの死後処置。
家族だけど、亡くなった姿を見たり、触ったりするのって少し怖いと感じませんか?
私自身もその経験した1人です。
死んでしまった愛犬を見たとき、死んでしまった父の姿を見た時に、体に触れる事が怖いと思った過去があります。
しかしながら、今になって思うことは、お別れに後悔を残さない為に、死後処置(エンゼルケア)はやった方が良いです。
死後処置(エンゼルケア)をする事により、ペット葬儀までの数時間、数日間はご遺体の尊厳を守る事が出来ます。
また、ご家族様の心が整理されるような、適切なご安置が出来ます。
さて、これだけはやってあげてほしい【死後の処置】について、いくつかご説明致します。
1-1.脚を自然な形に曲げてあげる
脚を曲げる方法を共有致します。これは死後硬直していても出来ますので参考になさってくださいね。
脚が伸びきったまま亡くなる事があるワンちゃん猫ちゃんの死後処置(脚曲げ編)。
片方の手で、脚のモモのあたりを優しくつかみます。
もう一方の手で足の甲を握り、モモを支えながら足の甲をお腹に向かってグーーーッと近づけるように力を入れていきます。
固くて曲がらないようでしたら、温かいタオルを用意して、脚を温め、筋肉を緩めながら、先ほどよりは強めに3回ほど押します。こうすることで曲げやすくなります。
※決して無理に曲げようとはせず、難しい場合や不安な時にはご連絡くださいね。無理矢理やってしまうと、骨折してしまいます。
あくまでも、関節が自然に曲がる方向へ押すようにしてくださいね。ご不安な場合はご連絡くださいませ。
1-2.目を閉じさせてあげる
死に顔が目を閉じているか、閉じていないかでは印象が全く違います。
安らかに眠っているように見えると、ご家族様のお気持ちも幾分救われるのではないでしょうか?
亡くなった際に目が開いたままの子がほとんどです。
どのように目を閉じさせてあげたら良いかご説明致します。
まずは、目薬で眼球を濡らします。
その後、まぶたを撫でるように下におろします。
難しい場合は、まぶたを優しくつまみ、引っ張るようにすると良いです。
まぶたが下までおりたら、30秒ほど手で支えたまま待ちます。
たまに、いくら支えていても半開きのようになってしまう事があります。そういう時、私共では、専用ののりを使って閉じた状態をキープさせます。
接着剤を用いる方もいらっしゃるようですが、毛があるとベタベタになってしまうようですので、ご注意ください。
ご不安な場合は、ご連絡くださいませ。https://manmaruna-popo.jp/
2.エンゼルケアをする目的
エンゼルケアには、ご家族様の心のケアと死んでしまった家族のお身体のケアの2つの意味があります。
詳しくはこちらに書きました。
よろしければご覧くださいませ。↓
【動物のエンゼルケアをした方が良い理由】
https://manmaruna-popo.jp/blog/66/
2-1.死後硬直が始まる前に
死後硬直は、心肺が停止してから徐々に始まります。
全身が硬直するまでの時間は、その子その子によって異なります。
病気や薬の影響によって異なると聞いたことがあります。
また、全く硬直しなかったとおっしゃられるご家族様もおられました。
多くは死後1時間〜2時間で手脚が硬直します。
それまでの間に、立ち会えた場合は、優しく手脚を曲げてあげてください。硬直してから、曲げてあげるより、曲げやすい為です。
大切な家族ですから、亡くなる時には傍に居てあげたいですよね。看取ってあげれる事が1番です。
看取る事が出来たら、死後硬直が始まる前にお身体の形を整えてあげてください。
3.まとめ
題名の『ペットが死んだ』という文言について、非常に雑で優しくない表現、言葉遣い申し訳ございませんでした。
[あえて]そのように書かせていただきました。
というのも、【エンゼルケア】という言葉があまり世間に浸透していないためです。
これまでご用命頂きましたご依頼主様のほとんどが次のように検索されております。
例えば↓
【浜松 ペット 死んだ】【犬 火葬 死んでしまったら 浜松】【ペットが死んだら 浜松】
上記のように、『死んだ』という言葉を使って検索する方が多いという結果になりました。(弊社のアンケート結果調べ)
なぜ、このように『死んだ』という言葉で検索する方が多いのか。
おそらく大切な家族が亡くなった際は冷静ではいられず、動揺し、慌てているからだと思います。
例えば、飼い主様が仕事から帰ってきて、いつもだったら玄関まで来て、しっぽを振りながら出迎えてくれるはずが今日は来ない…。どうしたんだろうと部屋を覗くと、そこには動かない我が子が…。その姿を見た時、絶対慌ててしまいますよね。亡くなってしまった事実を受け入れるのにも相当な時間がかかります。
それからご家族様は、『今後どうしたら良いのだろう』と…ネットで検索を始めます。
まず、目の前で起きている事実、頭で思ったことを検索欄に入力する方が多いのでしょう。
【ペットが死んじゃった。どうしよう。】と頭で考え
▷【ペット 死んだらすること】と検索。
その時に初めて【エンゼルケア】という言葉を知り、そのサービス内容に共感してくださった方が私達夫婦にご用命をくださっているのだと思います。
最初から【ペット エンゼルケア 浜松】と検索される方はまだまだ少ないのが現状です。
【エンゼルケア】というのは葬儀の前にするもの。
もっというと、亡くなったら1番最初にする事です。
近年、ペットの葬儀というのは、だいぶ認知されてきました。その結果たくさんのペット葬儀社が浜松にもあります。
でも、正しい旅立ちの準備の行程を1つ飛ばしてませんか?エンゼルケアを忘れていませんか?
人間が亡くなった場合、まず最初にすることは看護師さんが行なうエンゼルケアです。
その後、葬儀社が行なう葬儀の内容に含まれるエンゼルケアです。
しかしながら、動物が亡くなった場合はどうでしょう。
エンゼルケアを行なっているペット葬儀社はありません。
動物においても、命の尊さは一緒だから、人間と同じように、旅立ちの準備であるエンゼルケアを行なってあげませんか?
ご葬儀の前にエンゼルケアです!
ご火葬の前にエンゼルケアです!
この先【エンゼルケア】という言葉がペットを飼うご家族様全員に認知してもらえるような活動にも力を入れていきたいと思っております。
なぜなら、【エンゼルケア】をすることで、我が子に感謝を伝え、飼い主様がペットの『死』を受け入れ、ペットロスの症状を軽減し、大切な思い出として心を整理出来るからです。
私共の活動が、きっと、ご用命頂いたご家族様を救っていると信じております。
また、もっと社会に求められる職業になるように【動物専門のエンゼルケア】を知ってもらえるよう精進してまいります。
ご用命はこちらまで↓
0120-61-6788(横山)
エンゼルケアは8800円〜承っております。
内容は
・シャンプー.ブロー
・閉眼.閉口
・詰め物
・爪切り.爪磨き
・脚を整える
・トリミング
・死亡届案内
・ご納棺
・生花の用意
・ペット葬儀社ご紹介
・寺院ご紹介
・今後の供養方法について
もしもの際はご連絡くださいね。
横山より